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クリオネのしっぽ

文庫な   102−  1
長崎夏海
著作者
長崎夏海
メーカー名/出版社名
講談社
出版年月
2025年10月
ISBNコード
978-4-06-541421-7
(4-06-541421-0)
頁数・縦
分類
文庫/日本文学 /講談社文庫

価格¥700

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出版社の商品紹介

出版社からのコメント

第30回坪田譲治文学賞受賞作品。『No.6』『バッテリー』のあさのあつこ氏が絶賛の青春小説。中2の6月、美羽は、学校というところは友だちをつくったり、楽しく過ごすための場所ではなく、「公共塾」だと考えることにした−−。いじめの首謀者である水泳部の先輩に逆らい、暴力を振るったことで、浮いた存在になってしまった美羽は、転校してきたオールドファッションなヤンキー娘・幸栄に対し、「かかわりたくない」と強く意識しながらも、まるで空気を読まずにからんでくる幸栄との接点が、どんどん増えていく自分に気がつく。夫から「お姫様扱い」されながらも、浮気され、家を出て行かれた母親が徐々に自立していく過程や、病弱な弟の世話に明け暮れるクラスメート・唯のむき出しの本心に触れながら、美羽自身も、自分だけの世界にとどまらず、世界と自分とのつながりに目を向けはじめ、そここそが輝いていることに気がついていく。かつて中学生だった大人に捧ぐ、リアルな青春小説。『No.6』『バッテリー』のあさのあつこ氏が絶賛!(以下、推薦文)ここには、少女たちの生身がある。彼女たちは脆くも美しくも繊細でもない。それぞれの現実を確かに生き抜いている。それだけだ。それだけなのに、美羽の唯の幸栄の存在が荒々しく迫ってくる。想いがゆっくりと染みてくる。こんなにも静かで激しい物語に初めて触れた。文庫版解説は、ひこ・田中氏(翻訳家)。

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